ゴールデンレトリバーの情報 大型犬のペット用品を紹介/犬の肉球のお話
犬の肉球が大好きな管理人です。
犬の肉球は幼いころはつるつるしていたのが、
歳を重ねて、お散歩などで鍛えられてくると固くなってきて、
だんだんしみのような模様が出てくることもあります。
可愛い犬の肉球ですが、とても大切な役割があります。
肉球についてもう少し知っておくと、愛犬の肉球を見た時に、
なるほど〜。と思えるようになります。
*上の写真*ゴールデンレトリバー(大型犬)りきまるの肉球(前足)
*下の写真*猫のチビくんの肉球(前足)
肉球の真ん中の大きな部分を掌球(後足は足底球)、
4個に別れているところを指球と言います。
前足の少し上の方にあるのは手根球といいます。
肉球の大きな役目は脚を衝撃から守ることです。
犬は肉球がないと、歩く事も走る事も出来ないのです。
肉球の中にある、弾性繊維と脂肪組織が役割を果たしていますが、
犬の足の裏に強い力がかかっても、
この2つの器官の作用によって、力が分散されるという事です。
そして、赤ちゃんの時はピンク色でも、成長してくるにしたがって
黒くなってくる事があります。
それは肉球が鍛えられて色素が徐々に沈着してくるからなんです。
硬さや大きさも変化してくるのです。体調によって、
色や硬さが変わる事もあります。
猫の肉球はいつまでもツルツルプニプニでそれが好きな方も多いですよね。
いっぽう、犬の肉球は固くてザラザラしているイメージですね。
犬の肉球がザラザラしているのは、円錐乳頭という所に秘密があります。
円錐乳頭は、肉球をアップしてみると竹の子のようなものが
たくさん生えているように見えるその1つの部分をいいます。
この円錐乳頭の1つ1つにはトゲのような物が生えています。
このトゲの様な物は、コンクリートやアスファルトのような硬い所を
よく歩いていると削れて、肉球がつるつるしてきます。
芝生の上のお散歩が多かったり、家の中にいる事が多かったり、
お散歩の時間が短い犬などは肉球がざらざらしているというわけです。
汗を出す器官には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という
2つの汗腺があります。
アポクリン汗腺は、全身の皮膚や顔面、指間に分布して
局部の異常な体温上昇を防いでいます。
犬の汗腺は肉球にしかないのです。
犬の肉球は人間と同じく興奮したりするとエクリン汗腺から水のような汗を分泌します。
肉球が乾燥し過ぎるのを防ぐ役目もあると言われています。
犬の体で唯一汗をかけるのは肉球だけなのです。
犬の肉球がぷにぷにしているのは、皮下組織を形成している、
こう原繊維・弾性繊維・脂肪組織の中の
脂肪組織が肉球の大半を占めているからなんです。
肉球を押してみるとかなりの弾力性がありますね。
りきまるは、よく肉球を怪我してしまいます。
お散歩で少し擦りむいただけとか、気になる臭いがついただけでも、
しつこくなめまわしてしまい、皮膚がただれてしまいます。
ひどくなってしまった時は、動物病院で治療をしてもらいますが、
初期の段階の場合、よく洗って清潔にし、傷がある場合は消毒をして
なめられないように包帯を巻いてあげるとひどくならずに済みます。
写真の白い包帯はドラッグストアなどでも売っている伸縮式の
ペットにも使える包帯です。
こうすることでひどくならずに自然に治ってしまう場合もあります。
動物病院で診てもらうのが一番いいと思いますが、『ビビりのりきまる』には、
自宅で巻ける包帯が必需品なのです(泣)
ということで、ヒッポラップ ソフトタイプを購入してみました。
【ブルー】×1【水色】×2【エメラルドグリーン】×2【ピンク】×2です。
上の袋に入っている写真ではピンク色が濃く映ってしまいましたが、
実際は下の写真のように商品の色と同じ可愛いピンク色です。
このヒッポラップをさっそくりきまるに使ってみました
(はじめは水色にしようかピンクにしようか迷いましたが一応男の子なので、
水色にしてみました。・・・次はピンク!どうでもいいですね(笑)
舐めるのをやめさせてばかりで疲れていたので、
カラフルな包帯でちょっと楽しかったです。
巻いた感じはさすがペット用包帯と思うほど、とてもいい感じでした。
ドラッグストアーで買った包帯は、自着性でもいまいち着きが悪く
ばんそうこうで止めたり、巻き終わりはハサミで切らなくてはならなくて、
ビビらせないようにしながら巻いていましたが、
ヒッポラップは包帯を巻いたところがきちんとくっつくのではがれてくることもなく、
ばんそうこうでさらに止める必要も全然ありませんでした。
そして、手で簡単に切れるのでハサミも要らずに手で簡単に切れて
あっという間に巻き終わりました。
本人(犬)も歩きやすそうでした。
とくに目立った傷などがない場合は2日か長くても3日くらい巻いていてあげると
(途中で足を洗った時など巻き替えますが)、
そのうち気になるにおいが消えるのか、小さな傷が治ってしまっているのか、
舐めることを忘れてしまいます。
たくさん買ったので、これからの暑い時期、暑いアスファルトの上などを
どうしても歩かなくてはならない場面に遭遇した時など、
ブーツがわりに簡単にくるくるっと巻いてあげれば肉球が痛まなくていいので、
車に2つ3つ常備しておこうかと思います!
年を重ねて肉球がカサカサしてくると、若いころのようにプニプニの肉球に戻してあげたくなります。
そんな時には肉球専用クリームでお手入れしてあげると、ひび割れなども防げます。
お散歩から帰って愛犬の足を洗う方もいらっしゃると思いますが、
洗いっぱなしではやはり荒れの原因にもなります。
私たちが手を洗ったら乾燥させて、それからハンドクリームを塗るように、
肉球クリームやサラサラのローションなどでケアしてあげてくださいね。
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