ゴールデンレトリバーの情報 大型犬のペット用品を紹介/ゴールデンレトリバーのためのフィラリア予防
2020年9月20日 更新
フィラリアに感染すると大変だから、愛犬が蚊に刺されないようにしたり、
フィラリア予防のお薬を使ったりしていると思いますが、
このフィラリアとはいったいどのようなものなのか、知っているようでよくわかっていない方も多いと思います。
ここで少し詳しくフィラリアについて説明しますので、
今後の愛犬のフィラリア予防の参考にしてくださいね。
フィラリアに感染した犬の血液を吸った蚊から、他の犬へと感染が広がっていく怖い病気です。
血液中の成分で成長し、心臓や肺の動脈内に寄生する長さ17〜30センチほどのそうめん状の寄生虫がフィラリアです。
感染すると肝臓や腎臓にも異常をきたすとても怖い病気なんです。
フィラリアの症状は、ゼイゼイと苦しそうな呼吸をしたり、だんだん痩せてきた、でも腹水がたまってお腹が膨らんできた、
貧血気味でふらつく、お散歩にいきたがらない、などの症状がでてきます。
フィラリアに感染した犬の体内には「フィラリア成虫」と、成虫が生んで血液といっしょに体中に散った子虫(ミクロフィラリア)が存在します。
蚊が犬の血を吸うのと同時に「ミクロフィラリア」も吸血し、蚊の体内にはいります。
蚊の体内にいる2週間のあいだにフィラリアは、感染幼虫に成長します。
フィラリアの感染幼虫をもっている蚊が、正常な犬の血液を吸います。
そのときに、フィラリアの幼虫が犬の体内に侵入し、感染します。
フィラリアの幼虫は犬の体内で2〜3ヶ月後に2センチほどの成虫になり、どんどん血管に進入していって、
最終的には心臓や肺動脈に寄生し、3〜4ヶ月後になれば成虫になって子虫を産み続けてしまいます。
最終的に、犬は重篤になり、死に至ってしまいます。
病院にフィラリアの予防薬がありますので、それを定期的に接種することで、体内にはいった感染幼虫を死滅させます。
フィラリアに感染してから心臓に到達するまでに約2ヶ月ありますので、定期的にフィラリアの予防薬を投与することが必要です。
1ヶ月に1度、定期的に【フィラリア予防薬を投与】する方法と、【フィラリア予防注射を接種】する方法と2種類あります。
予防注射の場合は6ヶ月以上の月齢がある子犬に有効で(大型犬は8ヶ月、超大型犬は10ヶ月以上です)注射後6ヶ月間の効果なので、
年2回の接種が必要です。
予防注射には若干の副作用も報告されていますので、獣医師と十分に相談をしてから接種してください。
最近の温暖な気候の影響で蚊の活動は活発になっています。地域によっても平均気温に差があるので、正確に予防月を把握できない現状もありますが、一般的には、最低でも4月〜12月にフィラリア予防薬を投与するといわれています。
平均気温の高い地域では、もう少し長い投与も必要となるかもしれません。
蚊の活動可能な気温は15〜16度くらいからといわれていますが、室内であれば1年中この気温が保たれていますので、油断はしない方が良いでしょう。
また、獣医師さんによって、フィラリアの予防に対する見解も若干違いがありますので、かかりつけの信頼できる獣医師さんとよく相談をしてください。
前年にフィラリア予防をしていても、予防薬の有効は1ヶ月なので毎年の投与が必要です。
フィラリア予防薬を投与する前には、フィラリアに感染していないかを検査する【血液検査】を毎年必ずしてもらいましょう。
すでにフィラリアに感染している犬に、予防薬を投与してしまうと体に悪影響を及ぼして重大な事故が起きていますので、
この【血液検査】(すぐに出来ます)を必ずしてから、フィラリアの予防薬を投与するようにしてください。
病院によって違いがありますが、【血液検査】はだいたい2500〜3000円で検査してもらえます。
りきまるは、10ヶ月の時に、初めてのフィラリアの血液検査をして、1か月分のフィラリア予防薬(粉末)をもらい、合計で13,629円でした!
その後、体重が30キロくらいで落ち着いてからは、1か月分の薬代は、約3,000円です。
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りきまる情報館で暮らす大型犬りりーさんですが、2007年に元の飼い主さんに殺処分の手続きをされてしまっていて、
あとは保健所に持ち込むだけというところを、友人からの一本の何とかならないか…というSOSメールで、
なんとか保護して、結局我が家の家族になりましたが、保護した当時はフィラリアが心臓に満タンの状態で、
血液検査でも血中にいるミクロフィラリアの数が半端じゃなくすごくて、
お医者様も初めて見たので画像を保存させてもらってもいいかとお願いされたほどでした。
間もなく子宮蓄膿症であるということが分かって緊急手術になりましたが、心臓が持つかどうか…と心配され、
心臓から直接フィラリア成虫をピックアップする手術もあることを知りましたがお金がとてもかかるためにできませんでした。
でも子宮蓄膿症の手術も何とか無事に終わって、その当時は走ると少しゼイゼイしていましたが、
休み休み体力をつけたり、フィラリアの予防のお薬も飲んでもらって、おうちの中で暮らして蚊に刺されないように気を配り・・・
その後はフィラリア予防薬は飲まずに、約5年半たった今でも元気に暮らしています!
フィラリアの成虫は寿命で死滅していくそうで、リリーさんとフィラリアの戦いでしたが、前回の血液検査でフィラリアはゼロになりました。
でも、高齢のためと、フィラリアがパンパンにいた傷んだ心臓ということで、心臓がだいぶ弱っていて、心不全のお薬を飲んでいます。
2013年から、1か月分で6,800円の安め?のお薬を毎日命ある限り飲んでいます。
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